第19回就職差別撤廃東京集会を開催
あらゆる職場で就職差別を撤廃し、公正で公平な採用選考を実現することを目的に、第19回就職差別撤廃東京集会(主催:就職差別撤廃東京集会実行委員会)を、6月12日(火)浅草公会堂(台東区浅草)にて開催しました。この集会は1998年6月に発覚した雇用における身元調査事件をきっかけに、あらゆる雇用の場で就職差別をなくし公正な採用選考の確立を目的に取り組んでいる集会です。
当会をはじめ、人権団体、経済団体、企業、労働界、教育界、行政機関などが連携して、毎年東京都の「就職差別解消促進月間(6月)」の時期にあわせ開催しています。
今回の集会では、「精神障がい者の就労支援を考える」をテーマに、報告がなされました。
【開会/司会】
野口晃嗣さん(東京人権啓発企業連絡会専務理事)
【主催者あいさつ&基調報告】
「最近の人権を巡る状況~同和問題と精神障がい者問題を中心に~」
報告者:炭谷茂さん(就職差別撤廃東京集会実行委員長・社会福祉法人恩賜財団済生会理事長)
【来賓あいさつ】
寺﨑久明さん(東京都産業労働局総務部長)
【記念講演】
「精神障がい者の就労支援を考える~リゾートトラスト株式会社の取組み~」
講演者:進藤祥一さん(リゾートトラスト株式会社 東京人事総務部 部長)
北沢 健さん(リゾートトラスト株式会社 東京人事総務部事務支援課 課長)
【報告1】
「新規学校卒業者を取り巻く採用・選考の現状と課題」
報告者:島村正弘さん(東京労働局職業安定部職業対策課長補佐)
【報告2】
「高校現場からの報告」
報告者:野村頼和さん(東京都同和教育研究協議会)
【閉会あいさつ】
山﨑悟さん(日本労働組合総連合会東京都連合会 副事務局長)
2018.7掲載