ウェルネオシュガー(旧 日新製糖) 「糖のチカラと可能性を切り拓き“Well-being”を実現する」

日新製糖株式会社と伊藤忠製糖株式会社(伊藤忠商事の子会社)は2023年1月1日をもって経営統合を行い、ウェルネオシュガー株式会社を持株会社とした新たなグループ体制が発足。この度2024年10月1日にはウェルネオシュガー株式会社を存続会社として吸収合併し、「挑戦」「多様性」「持続可能性」の3つのValues(価値観)と「糖のチカラと可能性を切り拓き“Well-being”を実現する」をPurpose(存在意義)として企業経営をスタートさせました。


主力製品である砂糖の原料は農作物である「サトウキビ」と「てん菜」です。サトウキビは太い茎(くき)が特徴のイネ科の植物で国内では主に鹿児島県南西諸島や沖縄県で栽培されています。一方てん菜は、見た目は大根やカブに似ていますが、実はほうれん草の仲間であるヒユ科の植物で、主に北海道で栽培されています。これらサトウキビやてん菜から糖分だけを抽出・結晶化させ砂糖が出来上がります。文字通り自然の恵みを享受しています。砂糖の国内自給率は約30%。国内消費で足りない分についてはオーストラリアなどの海外から輸入しています。精製糖業界のルールでは「国内原料を優先的に調達する」ということで日本の農業の活性化や地域経済の維持に貢献しています。
食卓での砂糖は、料理の「さしすせそ」の「さ」のとおり日本の文化(特に和食)には欠かせない調味料で、食材を柔らかくし味を染みこみやすくさせるチカラがあるため「トップバッター」とされています(ここでは皆さんよくご存じの「しすせそ」の説明は省きます)。
元々の日新製糖は、1950年6月1日設立で(会社合併の度に設立日がリセットされていますので登記上はこの日ではなくなっている)、当会には1981年3月に入会。この時点から人権の尊重を企業経営の基盤に据え約43年間の活動を続けて来ました。歴代の当会担当者も10人に迫ろうとしています。合併後のウェルネオシュガーにおいても、マテリアリティ(重要課題)のひとつに「従業員やサプライチェーンの人権尊重」を掲げ、会社としての問題意識を鮮明化させています。大切に守るべきは、サトウキビやてん菜といった農作物そのものにはじまり事業活動に関わる農業従事者の方から製品を購入されるお客様にいたる全ての人権であることは言うに及びません。社員一人ひとりがあらゆるビジネスシーンにおいて広い視野と深い洞察力をもって自社が影響を与える人権課題を特定し、それらの防止・是正・軽減に尽力し続けなくてはなりません。今後も東京人権啓発企業連絡会での活動に精力的に取り組むとともに、本分である社内の人権意識の向上と積極的な課題解決に努め、ひいては会社の責任のある事業活動で持続可能な社会の実現に貢献し続けていきます。

2025.4 掲載