東日本電信電話 「真のD&Iの実現に向けて」

2023年5月、東日本電信電話株式会社グループ(以下「NTT東日本グループ」)がめざすものとして、パーパス(存在意義)、ビジョン(なりたい姿)、ミッション(使命)、バリュー(価値観・行動基準)を定義しました。バリューのセルフリアライゼーション(自己実現)の中に「多様性受容」があり、グループとしてダイバーシティ&インクルージョン(以下D&I)を推進していくという意思を表しています。VUCA(将来予測が困難な状況・状態)の時代といわれ、さまざまなイノベーションが求められる今の時代に、企業としては多様な意見・アイデア・発想が必要であり、そのためにはD&Iは必要不可欠であるという思いがあります。
真のD&Iの実現には、女性社員の活躍はもとより、障がいのある方やLGBTQの方、育児休職を取得したい男性社員など、すべての社員がイキイキと働き甲斐をもって働く環境・風土を作ることが必須です。
NTT東日本グループでは、特に社会課題として顕在化している4つのテーマ(①女性活躍推進 ②仕事と生活の両立支援 ③障がい者の活躍推進 ④LGBTQ相互理解)に対して重点的に取り組んでいます。その中から今回は①②の取り組みの一部をご紹介します。

社員の自発的な女性活躍推進の取り組み
女性活躍推進施策としてメンタリング制度や女性キャリア開発研修等、一人ひとりがキャリアを諦めない環境や社内風土を醸成していますが、最近では社員の自発的な取り組みも活発になってきました。「女性活躍」が社内に浸透した一つの表れと言えます。
〇設備系女性社員が活動するプロジェクト
「オンサイト未来プロジェクト」
例えば女性が設備の仕事に従事する中で、女性には使いにくい作業着やヘルメット等をどうすれば使いやすくなるか議論・検討し、髪を後ろにまとめた状態でも使いやすいヘルメットを作りだす等、女性目線で改善、自ら活躍できる環境作りに取り組んでいます。
〇育休中のコミュニティ
「Co-Charge+(こちゃーじぷらす)」
これは育休中の社員4名が「こういう事をやりたい!」とダイバーシティ推進室へ直談判したことに端を発し、2023年から運営を開始したオンラインコミュニティです。
育児休職中は一度職場から離れるため、職場復職できるか、復職後に育児と仕事を両立できるかといった不安や悩みを抱えます。それらを独りで抱え込まず、同じ会社の同じ境遇の仲間同士で解消し合いたい、という想いで始まりました。毎月テーマを選定し、テーマに即したフリーディスカッションや、講師を招いて育児セミナー等を開催しています。
仕事と生活の両立支援~男性育休の推進~
2022年4月の育児・介護休業法改正に伴い、産後パパ育休の新設など性別に関わらず育児に携われる機会を促進していますが、会社として推奨していることが伝わるよう、経営幹部からの「イクボス宣言」や、「各組織の長による男性育休取得推進リレーメッセージ」等を社内ポータルへの掲載等を行い、昨年度は男性育休取得率103%※となりました。これからもこれらの取り組みを力強く推奨してまいります。
※新規育児休業取得者数を育児休業取得可能者数で割って算出するため、対象者や取得時点の定義の違いで100%を超える場合がある。
2025.4 掲載