大和証券グループ本社
すべての社員がモチベーション高く働く ~「働き方改革」から「働きがい改革」へ~
イノベーティブな発想、お客様満足度の向上は、社員の高いモチベーションがあってこそ実現可能であり、大和証券グループは、社員の「生産性」「活躍度」「働きがい」の最大化に向け、さまざまな施策を実施しています。特にこれまで時代に先駆けて推進してきた「働き方改革」をさらに進め、付加価値の高い業務への挑戦、お客様や社会への貢献を通じて「働きがい改革」を促進していきます。
働き方改革と女性活躍推進
当社グループは「働き方改革」という言葉が生まれる10年以上前から、どんなに遅くとも19時までの退社を励行してきました。早く帰った時間をリフレッシュに使うことはもちろん、自己研鑽に取り組む社員が大幅に増えました。また、さまざまなライフイベントを迎える女性が働きやすくなるという効果も生まれました。加えて仕事と育児の両立支援制度の拡充など環境を整備してきました。こうした女性活躍推進の取り組みと業績の好循環が高く評価され、6年連続で「なでしこ銘柄」に選出されています。
SDGsの視点を踏まえて持続的成長の実現を目指す
当社グループは、中期経営計画において経営戦略の根底に「SDGs」の考え方を取り入れています。企業として経済的価値の追求と社会課題解決の推進を両立させ、共通価値を創造することで、すべてのステークホルダーに支持されるサステナブルで豊かな社会の実現に貢献したいと考えています。
当社グループが2008年に日本で初めて個人投資家向けに「ワクチン債」を販売して以降、グリーンボンド(※1)を含む国内における「SDGs債」のパイオニアとして市場の発展に寄与しています。
今後も投資家と発行体双方の理解を深めるための啓発活動を継続し、双方に納得感のあるソリューションを提供することで、さらなる市場拡大に貢献していきます。
Daiwa LEAP Plan(※2)
当社グループでは、多くの障がいのある社員が、本支店や本部、コンタクトセンターなど、さまざまな部署で活躍しています。障がいのある社員がより一層活躍できるように包括的に支援する制度「Daiwa LEAP Plan」を導入し、それぞれの事情に配慮しながらその能力を引き出し、働きやすい環境を整備しています。全国で「家族の職場訪問」を実施
毎年、大和証券グループ各社で「家族の職場訪問」を実施しています。2019年は全国で約6,500名の家族を職場に招待しました。仕事や会社について理解してもらうことで、家族も「誇らしく思える会社」をめざしています。
※1 グリーンボンド:環境問題の解決に資するグリーンプロジェクトに要する資金を調達するために発行する債券(日本証券業協会「SDGsに貢献する金融商品の概要(歴史等)」より抜粋)
※2 「Daiwa LEAP Plan」:通院のための休暇制度、就業サポート費用の補助、障がいに応じたサポートツールの導入など
2021.4掲載