オリエントコーポレーション ダイバーシティ経営への取り組み
オリエントコーポレーション(以下オリコ)では、すべての社員が互いを認め、人権を尊重しあい、社員一人ひとりが持続的に活躍・成長できる企業風土と職場環境の確立をめざし、変化し続けるビジネス環境に新たなアイデアと付加価値を生み出すため、ダイバーシティ経営を積極的に推進しています。人権の尊重
オリコでは行動規準であるオリコード※に「人権の尊重」を謳い、その取り組みの中で「オリコグループは人権を尊重し、あらゆる差別を排除します。人種・性別・性的指向・性自認・年齢・信条・宗教・国籍・出身・障がいの有無・配偶者の有無などによる差別はオリコグループの職場にあってはならないものです。」と明記し周知を図っています。※オリコードとは、オリコの理念にある行動指針を、オリコグループの全役員、 全社員が守るべき行動規準として明文化したもの。

LGBTに関する主な取り組み
オリコはLGBTに“いろとりどりフレンドリー”な企業をめざし、ステークホルダーであるお客さまや社員に対して、さまざまな取り組みを推進しています。1. オリコカードの家族カード発行対象に同性パートナーを含め、また、福利厚生制度においても、事実婚や同性パートナーを家族対象とするなど見直しを行いました。
2. 役員・部室店長・グループ会社社長を対象に、外部講師を招聘しLGBTへの正しい理解と実践に向けた研修を行い、参加者にはALLY(アライ)ステッカーを配付し浸透を図っています。

LGBT集合研修の様子

LGBT ALLYステッカー
4. 採用エントリーシートの性別欄に男女以外の選択肢欄の追加、本社および本社別館の多目的トイレを障がいのある方だけでなく、誰もが利用しやすいよう、「車椅子マーク」から「だれでもトイレマーク」に変更しました。

だれでもトイレマーク
障がい者雇用に関する取り組み
1. 障がい者への理解を深めるツールとして「障がいを理解するためのハンドブック」を作成し、あわせて外部講師による勉強会等の実施により、全ての社員が生き生きと活躍できる職場をめざし取り組んでいます。 2. 障がい者の職場定着を目的とした面談を定期的に行い、個々の障がいの状況や業務適性等に配慮することで、障がいのある多くの社員が全国で活躍しています。また、今年度より障がい者の雇用促進を図るための新しい取り組みとして、障がい者が働く農園「輝き★ふぁーむ」を開園しました。働き方改革の推進に向けて
1. 仕事と育児を両立して働き続けられる「両立支援制度」の充実をめざし、男性育児休業の取得率向上や事由を問わずに休職できるサバティカル休職制度※の新設導入など、ワーク・ライフ・バランスを支援・推進する取り組みを行っています。2. 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、働き方改革の一環として、時間と場所の制約を受けないテレワーク(在宅勤務・サテライトオフィス勤務)を本社各部室より開始しています。
※サバティカル休職制度:社員の福祉増進を図ることを目的に、休職事由を問わない制度 (例:不妊治療・海外留学や資格取得・ボランティア活動など)

テレワーク(在宅勤務)実施中
2020.3掲載