ひろげよう人権|東京人権啓発企業連絡会

書籍紹介

お薦めする人権関係図書です。書籍紹介の「内容の概略」は出版社の紹介文を引用しています。

外国人

芝園団地に住んでいます
~住民の半分が外国人になったとき何が起きるか~
著者 大島 隆
出版 明石書店
定価 1,600円
発行 2019年10月
2016年の米大統領選挙で排外主義の台頭を目の当たりにした著者は、取材から帰国した後、住民の半数が外国人の芝園団地(埼玉県川口市)に移り住む。日本人住民の間に芽生える「もやもや感」と、見えない壁を乗り越えようとする人々を描いたノンフィクション。
日本の異国
~在日外国人の知られざる日常~
著者 室橋 裕和
出版 晶文社
定価 1,800円
発行 2019年5月
2017年末で250万人を超えたという海外からの日本移住者。留学生や観光客などの中期滞在者を含めれば、その数は何倍にもなる。今や、都心を中心に街を歩けば視界に必ず外国人の姿が入るようになったが、彼らの暮らしの実態はどのようなものかはあまり知られていない。私たちの知らない「在日外国人」の日々に迫る。
奴隷労働
~ベトナム人技能実習生の実態~
著者 巣内 尚子
出版 花伝社
定価 2,000円
発行 2019年3月

「労働力」の前に「人間」だ!
急増するベトナム人技能実習生が見た、もう一つの〈日本〉詳細な聞き取りで明らかになる驚くべき実態。仲介ビジネスの横行で、多額の渡航前費用を借金し来日するベトナム人実習生たち。低賃金、長時間労働、暴力、パワハラ、セクハラ、劣悪な住居環境、家賃天引きの二重の搾取、除染などの危険な業務、「逃げる」ことを選ぶ実習生、多くの死者……。広がる実習生支援の市民の輪、動き出す労働組合。
日本社会の対応はこれでいいのか?
外国人労働者受け入れ拡大の矛盾から、目をそらしていいのか
わたしもじだいのいちぶです
~川崎桜本・ハルモニたちがつづた生活史~
著者 康 潤伊
鈴木 宏子
丹野 清人
出版 日本評論社
定価 2,000円
発行 2019年1月
ふるえる手でつづった一字一字が、過去・現在・未来を語り出すー学ぶことをあきらめなかったハルモニ(おばあさん)たちの、鮮やかな生の記録。
#黙らない女たち
~インターネット上のヘイトスピーチ・複合差別と裁判で闘う~
著者 李 信恵
上瀧 浩子
出版 かもがわ出版
定価 1,300円
発行 2018年8月
ヘイトスピーチを拡散した在特会と、まとめサイト「保守速報」との裁判の記録。
在特会による民族を理由としたインターネット上での度重なる誹謗中傷。「ここで泣き寝入りしたら、別のだれかが同じ思いをする」。
奮起した著者は、名誉毀損でふたつの裁判を起こす。
ひとつは在特会への裁判。
もうひとつは、まとめサイト「保守速報」への裁判。
本来、多様な人たちが発信し出会う場であるインターネットを、これ以上ヘイトスピーチの舞台にはしない。「在日朝鮮人」で「女性」であることへの二重の差別=複合差別も許さない。裁判にかける著者の想いをつづる。
インターネット上での誹謗に苦しむ人、マイノリティ女性、ヘイトスピーチに「黙らさ」れているすべての人に贈る、闘いの記録
証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人
編集 西崎 雅夫
出版 筑摩書房
定価 900円
発行 2018年8月
大震災の直後に多発した朝鮮人への暴行・殺害。
芥川龍之介、竹久夢二、折口信夫ら文化人、子供や市井の人々が残した貴重な記録を集大成する
ゲッベルスと私
~ナチ宣伝相秘書の独白~
著者 ブルンヒルデ・ポムゼル
トーレ・D.ハンゼン
翻訳 森内 薫
赤坂 桃子
監修 石田 勇治
出版 紀伊國屋書店
定価 1,900円
発行 2018年6月
ヒトラーの右腕としてナチ体制を牽引したヨーゼフ・ゲッベルスの103歳の元秘書が、69年の沈黙を破り当時を回想する
コンビニ外国人
著者 芹澤 健介
出版 新潮社
(新潮新書)
定価 760円
発行 2018年5月
全国の大手コンビニで働く外国人店員はすでに4万人超。実にスタッフ20人に1人の割合だ。
ある者は東大に通いながら、ある者は8人で共同生活をしながら――
彼らはなぜ来日し、何を夢見るのか?「移民不可」にもかかわらず、世界第5位の「外国人労働者流入国」に日本がなったカラクリとは?日本語学校の危険な闇とは?丹念な取材で知られざる隣人たちの切ない現実と向き合った入魂のルポルタージュ
なくそう!職場のレイシャルハラスメント
編集 NPO法人多民族共生人権教育センター
出版 NPO法人多民族共生人権教育センター
定価 926円
発行 2017年9月
気づきにくいレイシャルハラスメント(RH)を8類型に具体化し、事業所がRH防止と救済に取り組む法的根拠、具体的な就労規則の例などが解説されている
在日コリアンの歴史を歩く
~未来世代のためのガイドブック~
編集 在日コリアン青年連合(KEY)
出版 彩流社
定価 2,100円
発行 2017年8月
戦後70年が過ぎ、歴史の風化と歪曲が進み、在日コリアンの若い世代はヘイトスピーチの時代に生きています。そのような中で、日本の若い世代とともに、歴史をまっすぐに見つめ、具体的に学べるよう、在日コリアンの集住地や戦争の爪跡のガイド、1世2世の個人史、身近な写真と家族史を1冊の本にまとめました。フィールドワークに出かけたくなる写真付きのガイドや、若い世代のためにとやさしい言葉で語ってくれた1世2世の人生哲学、また3世4世の視点でのコラムやKEYワード解説により、植民地支配と戦争を繰り返さないために、歴史をよりリアルに楽しく学べます!写真・地図多用!
ルポ 思想としての朝鮮籍
著者 中村 一成
出版 岩波書店
定価 2,000円
発行 2017年1月
イデオロギーではなく今なお譲れない一線(=思想)として「朝鮮籍」を生きる。高史明、朴鐘鳴、鄭仁、朴正恵、李実根、金石範―在日にとって特に苛烈だった40~60年代を含め、時代を駆け抜けてきた「歴史の生き証人」たちの壮絶な人生とその思想を、ロング・インタビューをもとにルポ形式で克明に抉りだす。在日から照射する「戦後70年史」
在日二世の記憶
編集 小熊 英二
髙 賛侑
高 秀美
出版 集英社
定価 1,600円
発行 2016年11月
「一世」以上に劇的な運命と、アイデンティティをめぐる困難な問いに翻弄された「二世」たちは、「戦後/解放後」の時空を、各分野のパイオニアとして、逞しく生き抜いてきた。3,000本以上のヒットを量産した天才打者、哲学者、実業家、医師、社会運動家、ミュージシャン、僧侶、伝統工芸職人、格闘家、劇団員、マジシャン、映画人。「在日コリアンの声を記録する会」がまとめ上げた50人のライフ・ヒストリーは、いずれも深い感動を呼び起こす。足掛け13年にわたって完成した、近現代史の第一級史料
カワサキ・キッド
著者 東山 紀之
出版 朝日新聞出版
定価 660円
発行 2015年8月
川崎のコリアン・タウンで、貧しくも懸命に生きていた少年時代─。初めて語る生い立ち、初恋、ジャニーズでの生活、運命の出会いと別れ、父性の芽生えなど、秘話満載の自伝的エッセイ。「ヒガシ」ありのままのモノローグ
ヘイトスピーチ
~「愛国者」たちの憎悪と暴力~
著者 安田 浩一
出版 文藝春秋
定価 800円
発行 2015年5月
在特会問題を取材しつづけ、2012年には『ネットと愛国』で講談社ノンフィクション賞を受賞した実力派ジャーナリストによる、「ヘイトスピーチ」問題の決定版!
ひとかどの父へ
著者 深沢 潮
出版 朝日新聞出版
定価 1,800円
発行 2015年4月
大学を卒業した朋美にとって父親の記憶はおぼろだ。父の膝の上に抱かれた記憶、煙草の匂い、顎にある大きなほくろ。活動家で、理想の世界実現に燃えていた、立派な男―まだ見ぬ父を思うたびに切なくなる。ところが、実業家の母である清子が衆議院議員に立候補した折、夫が在日朝鮮人であったことが報道され、朋美はその事実に衝撃を受ける。なぜ母はそれを黙っていたのか。不安と怒り、拒絶、落胆・・・複雑な感情が渦巻く。崩れていく理想像。父親の正体はいったい誰だったのか。自身のアイデンティティと向き合うために、朋美は父親の足跡を辿る。一方、日本人である母親と父との出会いにも、秘められたドラマがあった・・・。母子三代にわたる在日の家族を描く、感動の物語
境界の民
~難民、遺民、抵抗者。国と国の境界線に立つ人々~
著者 安田 峰俊
出版 KADOKAWA
定価 1,700円
発行 2015年3月
話題作『和僑』から2年。国民国家の「エラー」にされた民を追う濃厚ルポ!なぜ女子大生は「無国籍者」となったのか?なぜ軍閥高官の孫は夜の街の住人となったのか?国家という枠組みを取り払った場所で生きる人たちが、本当に大切にしているものは何か。彼らから見た日本とは―
#鶴橋安寧
~アンチ・ヘイト・クロニクル~
著者 李 信恵
出版 影書房
定価 1,700円
発行 2015年1月
本書は、底知れぬ憎悪をむき出しにし、ヘイトスピーチを撒き散らす差別扇動者たちに応戦しつつ、「心を殺され」ながらもカウンター活動に、京都朝鮮学校襲撃事件の裁判傍聴に、そして「在特会」会長等を訴える民事裁判提訴(14年8月)へと疾駆してきた著者の、およそ2年わたる活動記録に、家族や人、街にまつわる「在日の歴史」を重ね綴った初の単行本

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